院長のブログ

2018年9月 1日 土曜日

イボができる原因や治療方法について。人にうつったり再発する?

・イボができる原因は?
イボができる原因となるヒト乳頭腫ウイルスというウイルスが存在します。 感染しやすい場所などははっきりしておらず、どこにでも存在していると考られています。
イボにならないようにするためには、感染しないことを意識するよりも、感染しやすいような肌のコンディションを作らないことが大切だと考えています。肌の角質層が荒れていると、イボのウイルスが角質層の隙間から入り込みやすくなります。また、足の裏が汗で蒸れやすい状態になっていたり、肌が乾燥してひび割れたりしていると感染しやすくなります。
適切なケアで肌を保湿したり、汗をためないようにするなど清潔に保つことで、イボが発症する確率を減少させることができると考えられます。
また、体の免疫力が低下していることも原因になりますので、食生活や睡眠など生活習慣にも注意しましょう。



・イボはうつりますか?
イボはうつります。手足の指にできていたイボが他の指にうつるケースなどはしばしばあります。
また、あごのイボが髭剃りにより他の部位にうつったりなどもあります。


・治療方法はどのようなものがありますか?
治療方法は複数の選択肢がありますが、もっとも治療結果が良好で一般的な方法は液体窒素を使用しての治療になります。
マイナス200℃近い超低温の液体窒素を綿棒などに染み込ませて、患部を急激に冷やす(低温やけどさせる)ことによって、イボの組織を壊死させる治療方法です。多少の痛みが伴います。
しかしながら、基本的には治療痕も残らず再発率も低いため、おすすめしています。
また、この方法と併用して、貼り薬や飲み薬、レーザー治療などを行う場合があります。


・レーザー治療について
患部を削り取るレーザー治療は、液体窒素での治療に比べると再発しやすいと言われています。
治療後も大きな傷ができたり、出血のリスクもあるのであまりおすすめはしていません。
イボは毛細血管の塊のようなものなので、その毛細血管を潰すレーザー治療は行う場合があります。瞬間的な痛みはありますが、傷や出血などの心配はほぼありません。


・イボは再発しますか?
イボは再発することがあります。しっかり治療しても、1〜2ヶ月くらいはご自分でもチェックされることをおすすめします。治療後にイボの細胞がわずかでも残っていたら、また増殖して再発することになります。体調管理と肌の管理も関係しています。

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2018年6月23日 土曜日

ボトックス注射の目的や成分は?即効性や副作用について

・ボトックス注射の目的は?
ボトックスもヒアルロン酸と同じく主にシワの治療に用いられますが、アプローチが異なり、筋肉の動きを止めてシワを消していきます。表情筋が目立つ場合はボトックスを使用します。

・成分は何ですか?
ボツリヌストキシンです。当院で使用しているのは、A型ボツリヌス毒素製剤 「ボトックスビスタ®注用50単位」です。

・すぐに効果はありますか?
ヒアルロン酸注射と違い、ボトックス注射には即効性はありません。
2、3日〜1週間くらいで効果が見られるようになります。
注入後は半年程度持続します。

・副作用はありますか?
個人差がありますが、治療後数日間は軽い頭痛や注射した部分に少し痛みが残る場合があります。

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2018年6月23日 土曜日

ヒアルロン酸注射の目的や成分は?即効性や注射の頻度も紹介

・ヒアルロン酸注射の目的は?
ヒアルロン酸注射は皮膚の下にボリュームを入れ、シワを改善するために使用されます。皮膚が衰えて溝ができてしまったところを下にボリュームを入れて持ち上げることでシワを目立たなくさせます。ほうれい線やマリオネットライン、眉間、目尻など、無表情でもシワが出ている部位に適しています。

・成分は何ですか?
ヒアルロン酸とはもともと人の体内に存在する成分で、ムコ多糖類という物質の一つです。特に水分を保持する能力(保水力)に優れた物質で、たくさんの水を蓄えることができると言われています。

・注射は痛いですか?
注射時に麻酔のクリームを塗り痛みを和らげます。
ヒアルロン酸の注射に用いられる針は超極細ですので痛みは少ないです。

・すぐ効果はありますか?
ヒアルロン酸は即効性があり、即日で変化が現れます。
そして体内の水分を吸収してさらに膨らむので、2〜3日かけてより効果が見られます。
個人差はありますが半年〜1年間の間、持続します。

・頻度はどの程度が適正でしょうか?
ヒアルロン酸はいずれ体に吸収されて消えるものです。
3ヶ月から半年に一度程度であれば何も問題はありません。
もう少し頻度を増やしたい方はご相談ください。

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2018年6月23日 土曜日

眼瞼下垂の症状や予防方法は?遺伝や年齢、ストレスは関係あるのか?


今回は眼瞼下垂について紹介したいと思います。
眼瞼下垂は上瞼(まぶた)が垂れ下がってしまう病気です。

・眼瞼下垂の症状について
眼瞼下垂の主な症状はまぶたが重く感じ、それに伴って頭痛や肩こりを感じます。
まぶたが開かないので、おでこの筋肉を使って目を開けようとするため、おでこのシワが増えたり、顎を上げて見るようになります。また、周囲から眠そうと指摘されて気づく場合もあるようです。
眼瞼下垂かどうかは、上瞼の下のラインが黒目にかかっているかどうかが一つの基準になると考えています。



・眼瞼下垂は予防できますか?
普段から気をつけることは、目を頻繁にこすらないこと、またコンタクトレンズ(特にハード)を長時間付けっ放しにしたり、乱暴な取り外しをするとまぶたを痛めて眼瞼下垂の原因になることは考えられます。

・遺伝的な要素はありますか?
眼瞼下垂には後天的なものと先天的なものがあります。
先天性のものは、まぶたを引っ張り上げる筋肉に生まれつき異常が見られるものです。
決して、親が眼瞼下垂になった経験があるから子供にも、ということは考えられません。
後天性のものは、まぶたを引っ張り上げる筋肉が弱ってきたり、神経に異常が出たりなどが原因になります。

・年齢は関係ありますか?
先天性のものは生まれつきの筋肉の異常ですので、お子様でもなります。
後天性のものは加齢や生活習慣に伴って発症するものです。高齢の方ほどまぶたの筋肉が弱るため発症しやすいと言えると思います。

・ストレスとの関係は?
まぶたを支えている筋肉の一つは自律神経と関係しています。
眼瞼下垂でまぶたの筋肉が緊張しているとイライラしたりなどの症状が出ると言われています。

・切らない治療はありますか?
加齢などでまぶたのたるみが原因の場合は、レーザー治療で皮膚のたるみをとる場合もあります。

・傷跡は残りますか?
まぶたの皮膚の傷は早く綺麗に治りやすいです。手術時も二重のラインに沿って傷が入るので、シワと混じってわからなくなり、目立つことはありません。

・再発はありますか?
再発はあり得ます。若い頃に治療して加齢に伴って再発することがあります。また、まぶたは頻繁に動く部位なので、筋肉を縫った糸が緩む可能性はゼロではありません。


その他、眼瞼下垂について詳しくお聞きになりたい方は当院にお問い合わせください。

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2018年4月19日 木曜日

乾癬の検査方法や治療方法は?塗り薬・光線治療・飲み薬について

引き続き、皮膚の病気である「乾癬(かんせん)」について紹介したいと思います。

乾癬の検査方法
乾癬は特徴的な皮疹の形や分布をしていますので、鑑別する方法は主に視診になります。他の皮膚病と判別しにくい状態の場合は、皮膚の一部を採取して詳しく調べる生検という検査を行います。


乾癬の治療は状態に合わせて
乾癬の治療方法はいくつかありますが、症状に合わせて治療方法を検討します。

<軽度の場合>
軽度な症状の場合は、主に外用療法(塗り薬)での処置になります。
塗り薬にはステロイド外用薬とビタミンD3外用薬、ステロイドとビタミンD3の配合外用薬があります。
ステロイド外用薬には炎症を抑える作用、ビタミンD3外用薬には表皮代謝の異常亢進を抑える作用があります。

<中度の場合>
中度の症状の場合には、光線治療を行います。
ナローバンドUVB、エキシマライトといった機器を使用して患部を治療していきます。

●ナローバンドUVB
ナローバンドUVB皮膚疾患の治療に用いる紫外線治療機器です。
従来の紫外線照射の波長の中から治療に有効な波長のみに絞り、その他の有害波長をカットすることで発がん性や色素沈着のリスクを最小限に抑え、なおかつ効果を最大限に高めている機器です。


●308エキシマーシステム
エキシマーシステム
対象になる疾患や効果はナローバンドUVBとほぼ同じですが、小範囲の局所を治療する場合に適した機器です。
病変部にのみ治療ができ、短時間で行える特徴があります。


<重度の場合>
全身に広がってしまっているような重度の場合は、飲み薬で体の免疫作用を調整していく治療になります。飲み薬には免疫抑制薬やPDE4阻害薬などがあります。

●免疫抑制薬
乾癬における免疫の過剰な働きを抑え、症状を改善します。
腎障害や血圧上昇などの副作用があるため、服用している期間中は定期的な血圧の測定や腎機能の検査が必要になります。

●PDE4阻害薬
オテズラ錠
乾癬でおこっている過剰な炎症を抑える薬です。主な薬名は「オテズラ錠」という薬で、日本の他に37カ国で承認され、尋常性乾癬、関節症性乾癬の治療薬として多くの患者様の治療に使われています。


<さらに重度の場合>
さらに重度の場合には、生物学的製剤の投与という選択があります。
生物学的製剤とは、科学的に合成した医薬品ではなく、生物が合成するタンパク質を応用して生成された治療です。非常に高い効果が期待できますが、反面、副作用も考えられるため、すべての患者さんが使用できる薬ではありません。
費用面に関しても他の治療に比べると少々高額になります。


このように、乾癬を放置して悪化した場合は治療方法は複雑になり、また、体への負担も大きくなります。早期に治療に取りかかれるように気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。

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